【5/30】血圧について考える

歴史が数回続きましたが、いよいよ山場になりますので、ここで少し休憩させていただき、本日は血圧についてです。私の友人に、比較的貧乏ですが立派な医師がいらして、その方にいろいろ相談させていただいております。立派な医師とは、病気を治さず病人を治す医師ということです。

適正血圧とはいくつなのか、ですが、一般的に高齢者の場合は、血管が硬くなりますので、血を送るのに、若い特と同じ圧力では血が送れなくなります。血液は細胞の隅々まで酸素を送り、栄養も送り、白血球が一緒に行ってばい菌をやっつけ、発生する癌を抑えたりします。様々な仕事をするのですが、つまり、血圧が低いということは、末端細胞への血流が下がるということです。したがって、下記を受け入れることが大前提となりますが、皆様出来ますでしょうか?

血圧というのは、その人その人によって最適な血圧があり、低ければ良いということではない。

また、人生の送り方にもよります。例えば、意図的に40歳から寝たきりで生活し続けた場合、一番長く生きれることがわかっても、それでは人間としての幸福な生活が営めないわけで、これは望ましくありません。人の価値とは、能力がある人による行動ですから、行動が伴わない人は、人の集団である人間にとって価値がおのずと低くなります。人間として生きるなら、元気で、仕事をし、生きがいのあることをしながら生活することが基本中の基本です。現在の医学は、低血圧を肯定するものばかり認められますので(研究費のような補助金がでますので)、血圧が下がったら脳卒中が無くなったりするので血圧が低い方がいいんだ、とか、また、60歳代で150~170の人の一群に対して降圧剤の投与を行ったら寿命が延びた、という医学論文ばかりが出回っています。これは例えますと、身長を平均で測り、平均からずれている人に対して、あなたは185センチもあるので、手術をして足を切りましょうとか、小さい方に対して何か特殊な器具をつけて身長を伸ばしましょう、というような極めて変態な分析評価です。

その方の人生のクオリティー、つまり生きている意味を最大になるにはどうすればいいのか、という医療の真意から、相当かけ離れています。血圧を下げれば、認知症やがんになるリスクは高まりますが、一点に論点を集中することは、平均でバッサリやるのと同じなので、こういったものは、論語から学べばよいのです。「心誠に之れを求むれば、中(あた)らずと雖も遠からず。」です。

血液が、末端細胞まで行かなくても良いということならば、血圧130以下でもいいですが、降圧剤は、製薬会社や病院が儲かるので、すぐに処方したがる医師が多くなっております。「血圧を下げろ下げろ」の根拠をたどると、血管系の病気の場合について触れているケースがほとんどであり、その方のライフスタイルを、まったく無視しております。要するに、病気にかからなければ良いという偏った考えが蔓延しすぎています。公にでている推奨血圧について、日本ドッグ学会では150と出しています。一方、高血圧学会は130と出しています。私の見解では、高血圧学会は、個人差も認めず、血管系の病気のみの側面に注目しすぎている気がします。

血の巡りが良くなれば病気や肩こりが治るので、たまに温泉入って癒されるのですが、ただ、高齢者は血管が石化するので、油断はしない。血管の石化をなくす処方があればいいのですが、適度な運動をしてくださいていどの指示しかしない医師、野菜を食べなさい、など、本当にレベルが低く適当です。高血圧学会の基準130ですと、70歳以上は人間ではなく、全員、人となってしまいます。男性ではほとんど基準におさまる方はいません。

我々の体は、超精密で、その制御も緻密です。その人に合った血圧は、心臓というポンプが常に調整してくれています。浅はかに平均で判断したり、個別の病気を取り上げ危機を煽ったり、その人その人の人生を無視したりするのは、本当に嫌気がさすものであります。病気を治すのではなく病人を治していただきたいものです。

宮田

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