【6/12】女性の幸福を考える

女性の幸福を、生物としてサイエンスとして整理したくなりました。生物としての女性の一生は、子供を産み子供を育てる、そして人間の場合のみ閉経後も生存できますので、お世話をするという3つの柱で成り立っています。この3つの活動が、何しろ一番重要なので、他の能力を犠牲にして体を作っています。例えば女性は筋肉を最低限にして、その他の機能、頭脳など発達させないように仕組まれています。男性の場合は、女性ほど重要な責務がないので、筋肉を発達させ、血流を増やして血圧を上げ、いろんなところで活動ができるように構成されています。女性も重労働や頭脳活動はできるのですが、それらをやりますと3つの重要な事柄と両立できなくなります。両立するためには体を2倍くらいにして、血圧も200を超えなければ理論が成り立ちません。結局両立できないので、血流も少なく、自分自身のカロリーの消費を抑えて、妊娠した際にそれに応じる事ができる構造となって設計されています。女性は結婚まで健やかに育ち、結婚し子供を産み、その子達を育て、孫などの世話をしながら幸福に暮らす。男性がこれに向いていないのは、ブルースの子殺しという有名な論文で確立した学問として成り立っていますので、興味がある方はご一読いただければと存じます。

現在の日本の男女関係は混迷しておりまして、主として女性が過重労働に追い込まれ、男性は戦争もなくなり、何をしたらいいのか分からない状況で、さらに国会議員は2世が多いので深い議論はなく、学者も御用学者、テレビに出て来る専門家も売名行為のみです。

日本は男女分業文化ですが、ヨーロッパは男性が女性を所有する文化です。それが咀嚼しない状況で今でも続いています。日本の男女分業とは、男女が各々幸福になるという原則の元に生まれました。ヨーロッパは、王様が庶民を所有したり、男性が女性を所有する関係となっております。日本では、夫が稼いだお金を妻に全て託すのですが、ヨーロッパは生活費のみ奥様に渡すということは現在でも続いています。日本の文化人は、ヨーロッパばかり学んでいるので、ヨーロッパは素晴らしいなど、深く勉強せずに、あらいいわね、という程度の浅い内容ばかりです。

遺伝子の構成は、女性はできるだけ今の生活を営むことをできるようにし、男性は先祖の知識が入るように構成されています。Y遺伝子が継承され、例えば令和天皇と神武天皇のY遺伝子は同一です。男系相続の本質はY遺伝子を引き継ぐ事が重要であるため、その制度が日本だけ維持されています。そして、女性の方に自由を与えるということと合わせることによって、男女が共に幸福になるという科学的にも辻褄が整った日本の文化と言えるでしょう。

精神と称するものは、具体的にはDNAがあり、文化的遺伝子であるミームがあり、これが大体300年間分染みていて、さらに意識としてアフォーダンス、ミラニューロン、記憶を支える大脳皮質があります。現在の幸福に関する議論は、せいぜい大脳皮質レベルで議論が進んでいるように見受けられます。このブログでは、人という生物として、科学的に基本的な設計要素を整理しながら、女性の幸福、男性をより詳細に整理していこうと考えておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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