【7/21】牛乳を考える

食に関して世界の民族を大きく2つに分けると、麦と肉とお乳を食べるところと、魚と米とたくわんを食べるところを分けることができます。日本人は魚と米とたくわんです。さらに野菜の葉物も食べないし植物油も取りません。これを短くても3万年はやってきています。日本人は、牛乳の中のタンパク、カルシウムを分解する酵素もありません。日本人にとってカルシウムは、小魚の骨程度で、自分の骨を作るように設計されています。牛乳のようにカルシウムが多く含まれている物をとると、カルシウムが過剰になってしまい、体はカルシウムを体外へ排出しようとします。イオン的作用とか、蓚酸などの錯体を作ったりもするのでカルシウム濃度を一定にしなければならなくなりカルシウムを放出するのですが、その際、自分の骨も削ってしまいます。

お酒もそうでして、日本人の4割はお酒を分解する酵素をもともと持っていません。しかし、その内の2割くらいが後天的に獲得できるので結果的には、5人に1人くらいになります。このお酒ような事例も世界人類的では異例です。お米が取れて、魚が豊富にあるのは日本やインドネシア、フィリピンなどですが、日本人にとっては、やはり日本食が合っているのです。牛乳のような日本人が咀嚼できないタンパク質が含まれる飲み物をとると、腹を壊すどころではなく、その一部が脳に行って、うつ病になるのではないかということが相当疑われており、私なりに研究した結果、どうもこれは本当のようです。

今現在、「牛乳は毒だ」と言い切れる状況にはありませんが、牛乳の毒性がはっきりするまでは、ガブガブ飲むのはやめた方が良いでしょう。牛乳メーカー自身が研究費を出すくらいにならないと、先の偉人の遺訓のような日本にはなりませんが、残念ながら牛乳の毒性の研究はアメリカが主体で行われています。アメリカ人は牛乳に対して毒性を感じる人が10%しか居ません。日本人は80%です。我々日本人は「かなり危なそうだ」というくらいの感覚で、ガブガブ飲まないこと、幼児に対しては相当注意が必要だと認識すべきでしょう。従って日本固有に研究が進むべき事案なのですが、洗脳社会なのでなかなか解決しないと思います。

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