【8/4】ポテサラ問題を考える

ポテサラ問題とは、お子様連れのお母様が、お惣菜コーナーでポテトサラダを買おうとしていたら、男性の老人が「母親ならばポテトサラダくらい作りなさい」と説教した事がネットで騒がれています。科学的に整理すべき事案と思い考えました。そもそも社会構造として、男性は定年を迎え、人生の後半を社会から追い出されてしまいます。そして、女性を社会進出させて、男性よりもデータでは約50%の低賃金で仕事をさせています。有名人などはテレビで男尊女卑と言ったりしていますが、そもそも日本の文化は女性が超超偉くて、男性はあまり偉くない前提で社会構造ができていたのですが、ヨーロッパかぶれの方々はそれをレディファーストと対比して、浅い議論で終わっているのが現状です。

私の友人で50歳以上の男性の方々は100%生き甲斐を思って、自尊心高く、かっこよく人生を歩まれている方ばかりですが、一般的には、50歳以上の男性は、会社からも追い出され、家庭からも追い出され、人生の歩みを感じれるような本当の生き甲斐は無く、その結果、偉ぶってあらゆるものに説教してしまうのが現状です。テレビを見ながら政治が悪いなど、誰それが悪いだの、野球で応援しているチームが負けただの、上から目線の話ばっかり聞こえてきます。私の自宅近所のゴミ収集場には、明らかに男性の老人が書いたであろう張り紙があり、分別をしろだとか、ゴミの捨て方がなっていないなど、落書きのような自作ポスターを貼りまくっている方がいます。50歳以上の男性の生き甲斐とは何なのか、そして、それを助ける社会構造とは何かを真剣に議論すべきでしょう。

一方、女性は、子育て、家事、社会経済活動など大変忙しいのです。さらに、女性にしか子宮や乳房がありません。これはどうしようもない事で、そいうった生物的条件を踏まえ、女性が幸福に、時間に追われる事なく人生を送れる女性を中心とした社会構造や経済システムを、今、真剣に検討すべき時がきたのではないでしょうか。

女性を中心に考えつつ、50歳以上の男性の生き甲斐も合わせて検討する、このような多面的角度から考察し、総合的に検討しなければなりません。戦後政治が作り上げたものは、結果として核家族が増え、自分の親の老後は息子が面倒みるのではなく、年金という社会システムによって支えるなど、そろそろ限界がきています。ポテサラ問題は、相当根が深い問題として、ゴシップではなく社会問題として見識のある議論を期待したいと思います。先日、旅させていただいた北海道で、アイヌ文化について深く勉強できました。アイヌ文化は本当に女性上位で、よく出来たシステムだったというのが、私の第一印象でした。機会を見つけて本ブログでも紹介できたらと思っています。

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