【6/19】祖先の弔いを考える

A級戦犯7人のご遺骨を太平洋に散骨したことが明らかになりました。俗に言う東京裁判で戦犯者に判決が下りましたが、あれは「裁判」ではありません。基準となる法律もなく、選挙で選ばれた裁判官でもなく、裁判の形をしたリンチのようなものでした。

戦争で戦った後、戦勝者は戦敗者を尊敬するという文化は日本だけです。例えば乃木将軍が旅順で戦った後の交渉では、敵兵を尊敬する態度を示されました。これは明治天皇の御指示でもありました。

しかし、当時のアメリカは、建国以来300年ほどの国なので、日本よりも文化の低度は低く日本よりも遅れていました。アメリカの軍事法廷で、大東亜戦争で戦った山下大将を刑に処する時、わざわざ絞首刑で行いました。戦犯者に対す刑は銃殺出なければならないのですが、しかもイギリス軍のパーシバル長官を呼んで、苦しんで死んでいく様子を見せるということを行いました。

本題ですが、ナポレオンが負けてセントヘレナ島に流されましたが、そのナポレオンの骨を拾ってきて、今のパリの中心のアンヴァリッドに据えたのはフランス人です。今の日本人はこのような事ができるでしょうか。同朋でも見捨てるのが今の日本人なのでしょうか。日本を背負って頑張った指導者の弔いは、今の日本人が行動を起こし、東京の真ん中に弔う施設を作るべきと考えるのです。これができなければ、日本は文明国と言えないでしょう。子供たちも自尊心を持って、日本国に住む日本人として立派に過ごしていただきたいと考えるのであります。

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