【8/2】オリンピックを考える

オリンピックとは何なのか、世界選手権と何が違うのか、を再整理してみたいと思います。

NHKの放送は、聞けば聞くほどイライラしてしまいますが、なぜ私がイライラするかというと、そもそもオリンピックは、19世紀の末に、フランス男爵のクーベルタントの提唱ではじまり、そして、その思想は素晴らしいものでした。今のニュースやマスコミをみればわかるように、この世の中は、どうしても国別の恨みを増長させるようにやってしまう。それが戦争に繋がるので、それを止めるために、男爵はスポーツというものを使って、戦争の頻度を減らしたい。それがオリンピックの一番の目的でした。しかしNHKの放送は全く逆で、入場行進時のアナウンスは、その国自身の話ばかりで、酷かったのはパラオの紹介は、逆に何も中身がありませんでした。

ドーピング問題もそうですが、これを流行らしたのは必ず共産主義国で、宗教が無い国でした。そして1980年代に入ると、ロス五輪あたりから、商業主義になって派手派手しく執り行われることとなってしまいました。

現在、米中、日中、日韓関係等ギスギスしています。それらを無くすためのものであることを、我々は、平和国家日本で開催する真の目的であると認識しなければなりません。国威発揚のためではなく、平和に一歩でも近づくために行い、国別のメダル数だとか、国単位でのどうのこうのはやめて、選手一人一人が中心であり、経済効果だとかにも焦点を当てるべきではありません。

トヨタ自動車がCMの放送を打ち切りました。しかし、トヨタ自動車は真の理由を明かすことをしません。何やっても叩かれる時代だからでしょう。是非、その真の理由を、世界の人々に聞こえるような大きな声で言ってもらいたいと期待しますが、今の時代は「ロバの話」の状態ですから仕方がありません。

全ての人を納得させる難しさ。人生というものはそういうものとして受け入れるしかないのでしょうか。ただ真実を語るだけで叩かれる。嘘や情報操作で、本当がわからない、錯覚社会で子供たちが純粋に生き続けられる社会を目指したいと考えるのであります。

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