【11/15】脱炭素を考える

アンモニア(NH3)を燃料にして船舶を動かすことが、脱炭素社会へ向けた有益な活動として産経新聞が報道されていました。

N=窒素、H=水素の化合物がアンモニアですが、残念ながら地球上に水素はありません。窒素は空気中に約78%ありますが、水素は軽いので、46億年前に地球ができたとき、単体としての水素はすべて宇宙に飛んでいってしまったのです。木星のような超大型惑星ならば山ほどありますが、残念ながら地球上にはありません。従って地球上の水素は、主に水の中と石油や石炭の中にあります。水はエネルギーが低いので燃料用の水素は取れません。従って、石油、石炭から水素を取るほかに手段がないのですが、石油から水素を取るのに必要なエネルギーは、昔は石油を燃やして得られるエネルギーの5倍かかりました。いまでは少し改良されて3倍ほどかかります。そうやって手間をかけて取った水素を利用しアンモニアを生成するのです。

石油を燃やして船舶を動かせは、1/3以上化石燃料が少なく済むのに、どうしてわざわざこのような手口に走るのか。それは、大体が嘘で、税金を使うことが目的なのでしょう。

現在の日本人の生活に必要なエネルギーは、4トンの像2匹分のエネルギーを必要として生活しています。これを少なくするのは簡単で、江戸時代に戻ればいいのですが、そうすると平均寿命は40歳から50歳くらいになってしまいます。きれいごとだけを並べ、大衆をだまし、税金を多く使い、政治家や役人の天下り先を作り、それをあたかも正義と称して大々的に報道するのは、明らかに大和魂とはかけ離れてしまっています。

社会が嘘にごまかされ、いったん動き出してしまいますと、もう止められません。学者から見た洗脳は本当に怖いものですが、仕方がありません。

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