【10/13】6・5・4を考える

大正6年5月4日は、日本が黄色人種の国にもかかわらず、一等国として認められた記念の日と考えます。時は第一次世界大戦であります。

第一次世界大戦の主な参戦国
同盟国:ドイツ、オーストリア、ハンガリー、トルコ、ブルガリア他
連合国:英国、フランス、ロシア、日本、イタリア、アメリカ他

その日の午前10時20分に、地中海に派遣されていた日本(帝国)海軍の第2特務部隊の「松」と「榊」が大変活躍したことによります。イギリスと同盟を組んでいた当時の日本ですが、マルセイユを出航するイギリスの客船トランシルバニア号を護衛することになりました。しかし、敵国ドイツの潜水艦に攻撃されました。当時は、やられた船の乗組員を助けることはしません。なぜなら、助けている最中にもう一度攻撃され被害が2倍、3倍となってしまうからです。

しかし、日本海軍は違います。ドイツ潜水艦の攻撃を防ぎながら、イギリスの将兵たちを救助し成功しました。これは離れ業で、本当にイギリス人がビックリしました。日露戦争で勝った事実も、しっかりと受け止められました。当時の海軍の力は、フランスがイギリスの半分、さらにその半分がイタリアと、イギリスの将校が感想を述べています。

その結果、馬鹿にされ差別されていた東洋の黄色人種の国が、一等国として認められました。国連にも常任することができ、現在でもサミットで堂々と各国首相と語り合える位置付けです。確かに戦後の経済力も貢献していると思いますが、第一次世界大戦における、日本海軍の功績が大きく今を支えていると私は考えます。困っている人を助けてあげる優しさこそが、子供たちへ教えるべき唯一の学問であると私は信じます。そして、子供たちは真実をありのままに受け止める純粋な心を育んで欲しいと切に願います。

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